[Tips] Windowsでrsyncのようなファイル同期を行う
方法
- WSL上にrsyncをインストールする
- robocopyを使用する <- 解説するのはコレ
- その他のツールを利用する
robocopyを使用したファイル同期
robocopy
はWindowsに最初からインストールされており、PowerShellかCommand Prompt(cmd.exe)で使用可能。
- Windowsキーを押下
- “powershell” or “cmd” と入力し、PowerShellかCommand Promptを開く
- 後述のコマンドを実行する
robocopy 実行例
次のコマンドを実行することでフォルダのミラーリングができる。
つまり、 <src>
に存在して <dest>
に存在しないファイルのみ転送され、 <dest>
のみに存在するファイルは削除される。
コマンド例における <src>
は転送元のフォルダパス, <dest>
は転送先のフォルダパスに置き換える。
ローカルのフォルダ同士でファイルを転送する場合はPowerShell/cmd.exeの画面にフォルダをD&Dすると自動でパスが入力される。
ミラーリング以外にも転送オプションがいくつか存在しているが、本記事では紹介を省略する。
実際のオプションはページ末尾のドキュメントで確認してほしい。
なお、日本語ドキュメントは翻訳精度がよくないため、英語に抵抗がなければ英語ドキュメントの利用をおすすめする。
robocopy /MIR <src> <dest>